インターネット回線を契約する際に、「なにを重視して選べば良いのか?」について、【基礎編】【比較編】【こだわり編】に分けて、大事なポイントのみ解説しています。
ネット回線って、どんな回線を選ぶのが良いのかな。。
このページでは、初心者から上級者まで、 しっかりと選ぶ際のポイントが分かるように、まとめているよ!
目次でページをパッと理解!╭( ・ᴗ・)و
ネット回線選び 【基礎編】
〜何が必要なのか整理しよう!〜
①コスト
最低限、確認したい「トータルコスト(初期費用・月額・特典)」
ネット回線のコストの中には、「初期費用(工事費)」「月額費用」があります。
「初期費用(工事費)」は、1万5千円ぐらいの負担が発生することが多く、「月額費用」だけを比較してしまうと、年間のコストを比較すると、割高になってしまうこともあるので注意が必要です。
さらに、ネット回線の契約の際に、注意が必要なのは「戸建て(一軒家)」なのか、「集合住宅(マンション・アパート)」なのかによって、約2倍ほどのコストが変わるケースもあります。
一概には言えませんが、多くのネット回線のコストを比較してみると、
『戸建て(一軒家)』の金額は、
『集合住宅(マンション・アパート)』+1000円前後
の金額に、設定にしているネット回線業者が多いです。
『戸建ての月額費用』= 『集合住宅(マンション・アパート)』 + 1000円前後
この「初期費用(工事費)」「月額費用」の2点を確認した上で、さらに確認しておきたいのが、契約時点の各ネット回線の「特典(キャンペーン情報)」です。
※「特典(キャンペーン情報)」については、コチラのページに、最新のキャンペーン情報を一覧で掲載してます
多くのキャンペーンで、「1万円以上の割引」や、「工事費用全額を負担します!」というキャンペーンが実施中の場合もあり、上のリンクから是非、最新のキャンペーンをご確認ください。
キャンペーンの一例:
「auひかりの最大4.8万円特典+最大3万円工事費負担」
「ソフトバンク光の最大10万円まで工事費用全額を負担」
②速度
光回線・光コラボは上限速度『1Gbps』
NURO光だけ『2Gbps』または『10Gbps(試験的なサービス)』!
現在のネット回線について、「速度面」から比較しようとした際に、回線の種類は、大きく2種類です。
『ADSL』という昔ながらの電話ケーブルを使った回線と、『光回線』という、光ファイバーケーブルを使った回線です。
当然、『光回線』のほうが、回線速度が速いので、現在もし『ADSL』を使っている場合、契約する地域に『光回線』が開通しているならば、『光回線』に契約することをオススメします。速度が速くなり、しかも費用も安くなることも多いので、ぜひ下記の【比較編】や、左サイドバーの地域ランキングなどを参考にしながら、もっともお得で、安心できると思った回線を選んでみると、ネット環境が快適になります。
『光回線』のなかには「光コラボレーション」というフレッツ光(NTT)が提供している回線と、「電力系の会社が独自に提供している回線」があります。
さらに、「NURO光」では、通信速度を上げるために『ダークファイバー』という回線を経由して、上限『2Gbps』または『10Gbps』の速度高速化を実施しています。
※「NURO光」は、ダークファイバーが電柱に届いてから自宅に行くまでの、設備や機器を変えることで高速化しています。ダークファイバーで高速化しているわけではありません。
「光コラボレーション」の特徴
- NTTがプロバイダー会社に「フレッツ光」の回線を卸売りしている回線のこと。
- ソフトバンク光/ドコモ光/OCN光/ニフティ光/ビッグローブ光 などなど
- 「フレッツ光」とまったく同じ回線を使用しているので、上限速度は1Gbps。
速度は各社変わらないが、配線網の仕組みと、制限速度を設定している部分で、若干異なることもある。
「電力系の会社が独自に提供している回線」の特徴
- 西日本の回線に多く、フレッツ光が提供している回線とは別の回線を使用している。
- 東日本では唯一、かつてTEPCO(東京電力)が提供していた回線網があり、その回線を『auひかり』が使用している。
(※『auひかり』は関東県内でも、速度品質が高いことがあるのは、こういった事情があります。)
- 「光コラボレーション」と違い、卸売りをしていないぶんだけ、コストを自由に調整できるという特徴があり、ユーザーにとって、割安な価格体系になっているケースも増えてきている。
「NURO光」の特徴
- NTTが提供している回線の中でも、『ダークファイバー』という回線を経由して、上限『2Gbps』または『10Gbps』の速度高速化を実施している。
- 「NURO光」以外のネット回線は、通信速度が上限で1Gbpsの速度しか出ないが、「NURO光」「auひかり」のみが、通常2Gbpsの上限速度でサービス提供している。一部で10GBpsのサービスも開始し始めている。
- 提供元は、ソニーコミュニケーションズなので、大手の提供であることも手伝って、非常に評判が良い回線。
現在選ぶならば、『光回線』の1択と言って良いと思いますが、そのなかで、どんなネット回線があり、どれぐらい月額コストに違いがあるかについては、下記の【比較編】をご覧ください。
③地域ごとの品質
地域ごとで最適なネット回線を選ぼう!気になる場合は、地域の評価を確認!
『ネット回線は、契約している地域によって、大きな品質差がある!』というのは、あまり調べていないで契約しようとしてしまうと、気がつきにくい事実です。
「スピード測定@街データ」では、各地域のネット回線の速度計測ツールを提供すると同時に、口コミ・評価を星の数で、分かりやすく確認できるよう公開しています。
地域のランキングや、ネット回線会社ごとの評価ランキングを契約前に、ぜひご確認ください。
地域の速度品質が大きく異なる理由は、下記のような裏事情があります。
- ネット回線サービス会社が、回線速度を使いすぎているユーザーに対して、速度制限をかけている。
- 高画質動画や、通信データ容量の増加にともなって、ネット回線事業者側が、対応に追われている。
- 地域によって、インフラを整えるコストに見合わない過疎地域や、工事の負担が大きくなる場合に対応が遅れている。
- 基本的に最低限の品質のサービスは提供しようとしている中で、地域によってサービス品質の違いが生まれてしまっている。
※地域によっては、ネット回線会社が、サービスを開始せずケーブルテレビ会社が、ネットサービスを提供しているケースもあります。
お住まいの地域の中の良い口コミ・評価を受けているネット回線会社は、契約する際の候補として確認してみることをオススメします。
④サービスの質の違いって!?
ネット回線の『サービスの質の違い』は、「サポート」と「速度」!
最終的に、「ネット回線の質」って、どこが違うの!?という部分について、一言で説明するなら、「サポート」と「速度」です。
確認しておきたいネット回線の「サポート」
- いわゆる「カスタマーサポート」の満足度の部分
- ネット回線を契約してから、『契約⇒工事⇒開通⇒使用開始』までの流がスムーズか?
- ネット回線契約後のwifiの設定などを含めて、しっかりサポートしてくれるか?
確認しておきたいネット回線の「速度」
- 上限速度についての確認と、実測値でどれぐらいの速度が出ているか?(参考:ネット回線ランキング)
- 契約する予定の地域の評価が高いか?
- 速度に関して、クレーム・悪い評判がないか?
- 参考までに、現在の速度を計測して、地域の実測値を比較することで、より具体的な品質を確認できます。(参考:「スピード測定@街データ」)
その他、『サービスの質の違い』は、それぞれのネット回線の口コミの比較をしてみることをオススメします。
各社の口コミサービスランキングは、
TOPページからご確認頂けます
ネット回線選び 【比較編】
〜どんな回線があるのか確認しよう!〜
①選べる主要ネット回線5社と、2019'現在の特典一覧
ネット回線 |
初期工事費用 +初期事務手数料 |
月額支払い料金 |
特典・キャンペーン |
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auひかり [2年:ギガ得] [3年:ずっとギガ得] 『auスマホ割』 |
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【auひかり公式】 :工事費用分の最大 【公式外の上乗せweb独自特典】 |
ドコモ光 [2年]『ドコモ |
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【ドコモ光公式】 ドコモ光ポイント還元 【公式外の上乗せweb独自特典】 |
ソフトバンク光 [2年]『ソフトバンク |
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【ソフトバンク光公式】 【公式外の上乗せweb独自特典】 |
NURO光 (関東東海 関西限定) [2年][集合住宅は 3年あり] 『ソフトバンク |
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1900円(10人以上)
2500円(会員4人の場合) |
【NURO光公式】 【公式外の上乗せweb独自特典】 |
ビッグローブ光 [3年]『auスマホ割』 |
+3000円[事務手数料] |
|
【ビッグローブ光公式】 工事費無料 |
②比較する際の注意点って!?ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光は『セット割』あり!
ネット回線選びで、お得になるポイントは、上記の特典の比較以外に、『今お使いの携帯のキャリアとの、セット割』という割引きがあることを、知らなかった!という方が多いようです。
毎月の割引額は、500円〜最大2000円ほど。月額換算で、1万円にもなることを考えると、月額コストと、特典のキャッシュバック金額以外でも、『しっかり今使っている携帯会社からのネット回線サービスと比較する』ことで、割引額を確認することができます。
【スマホごとのお得になるネット回線まとめ】
スマホのキャリア | スマホセット割で お得になる回線は?? |
セット割りの名称 |
---|---|---|
『au』の場合 |
|
『auスマートバリュー』 |
『ドコモ』の場合 |
|
「ドコモセット割」 |
『ソフトバンク』の場合 |
|
「ソフトバンク おうち割」 |
ネット回線選び 【こだわり編】
〜お得で、かつ高速・高品質な回線って!?〜
①価格が安く品質で選んでも、鉄板なのは『NURO光』!(関東・関西・東海エリアのみ)
ネット回線に品質面でこだわりたい場合は、間違いなく『NURO光』の品質が高いと言えます。理由は、速度の上限数値が、他の一般的な光回線が、1Gbpsであることと比較して、『NURO光』は、一般回線で2Gbpsという2倍の速度を提供しているためです。
(ごく一部で試験的に10Gbpsのサービスが始まりましたが、まだ一般的には開始されていません。)
ただし、加入する際に条件があります。一つは、関東・関西・東海県内の提供地域内での契約であることが必要です。
もう一つは、マンション・アパートの場合、その集合住宅が『NURO光』に対応している必要があります。
加入できるかどうかを調べるための方法については、下記のリンク先からすぐにweb経由で調べることができます。
②「光コラボレーション」は、フレッツ光と同じ回線なので安心。問題は制限速度!!
お得で高速・高品質な回線を選びたい!そう思って、比較すると『光コラボ(光コラボレーション)って、本当に速いの?』という疑問を持たれる方が多いようです。
これについては、『家まで届いている回線の太さ(速さ)は、フレッツ光の回線とまったく同じ』だと言えます。なぜなら、『光コラボ(光コラボレーション)は、NTTがプロバイダー業者に「フレッツ光回線」を、卸売り(おろしうり)しているサービス』だからです!
『光コラボ(光コラボレーション)』を契約している方でも、その事を知らずに、プロバイダーが独自に始めた新サービスだと思って、契約しているケースもあるようです。
回線がまったく同じだと言うことは、回線速度も、まったく変わらないのか?
この点は、実際に各地域で計測されている「実測値」を比較するしか調べる方法がありません。その比較によって、実際に契約するネット回線が他の地域のサービスと比較して本当に速いのか?について調べる手がかりになります。
地域のネット回線の速さ・品質・コメントを比較できるページはコチラ
比較して頂くと分かることがあります。それは、同じ『光コラボ(光コラボレーション)』であっても、プロバイダーごと、地域ごとに速度に違いがある!ということです。
基地局でのアクセスが集中していることで、ネット回線の速度は遅くなる(減衰する)ことが知られています。
その他に、プロバイダー側で、速度制限をすることで、地域によって速度が速くなりすぎたり、遅くなりすぎないように調整しています。
この『速度制限』は公表されていないため、実際の速度品質を知るためには、実際の公表データを確認して、比較してみるしか確認できる方法がありません。
特に、2016年は『OCN光は速度制限をしないらしい』という噂が広まったことで、逆に「OCN光」に、ヘビーユーザーが集まってしまい、「OCN光」が速度制限をせざるを得なくなった、という出来事があり、現在も「OCN光」は速度制限対策をしています。
『光コラボ(光コラボレーション)』は基本的な品質に問題はありませんが、さらに深く『光コラボ(光コラボレーション)』について知りたいという場合には、こちらのページでさらに詳しく説明しています。
『光コラボ(光コラボレーション)』
についてのページはコチラ
③本当に高速・高品質な回線選びには、地域の口コミ・評価を参考に!
ネット回線を、慎重に選びたい!という場合、もっともオススメなのは、実際に使っている人のコメントから判断することです。
サービス提供会社の、説明ページには、良いことしか書かれていません。
もっとも、リアルなコメントを知るためには、使っているユーザーの言葉を比較することです。当サイトでは、独自に速度測定サービスを提供するのと同時に、測定結果を公表して、分かりやすくソート(並べ替え)ができるような仕組みを提供しています。
さらに、「星の数」で評価自体を、客観的に比較出来るように、分かりやすさを重視した口コミ比較を提供しており、TOPページにランキングの形式でも、ネット回線サービス全般をについてランキング化していますので、ぜひ契約回線を決める際の参考として、ご活用ください。
口コミ・ランキング
が確認できるTOPページ
④契約年数は最低限知っておこう!
ネット回線を契約する際に、『契約年数』が2年、もしくは3年であることに注意しましょう!
その間に契約解除する場合、多くのネット回線会社が、9千円ほどの、解約金が発生します。
(ただし、現在多くのネット回線会社で、1万円以上の加入キャンペーンを実施していたり、「auひかり」などの場合、解約金を負担してくれるという嬉しいサービスを受けられる事もあります。)
下記ページで、各主要ネット回線の、解約年数と、違約金の比較表を掲載しています。
各主要ネット回線の、解約年数と、
違約金の比較表ページ
⑤お得な回線選びなら、現在受けられる特典の確認を!
上記の、品質の確認をしたうえで、こだわるべき部分は、最終的なコストです。ネット回線会社が実施している、2019'の最新の特典情報は、下記のページでまとめていますので、ぜひ最終的な契約前には、ご確認ください。
各主要ネット回線の、
2019'の最新の特典情報ページ